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R18★彼はご主人さま★ 官能小説とSM動画リンク集

「っ、あぁっ、もう、許してぇ」ドS鬼畜上司に調教されるひよりの物語。SM・調教系動画も更新。

★更新履歴★

2017/1/12 彼はご主人さま27,28を更新しました。

2017/1/12 おすすめ小説・BL小説を増やしました。

2016/5/10 彼はご主人さま26を更新しました。

2016/5/9 彼はご主人さま23、24、25、拾われた猫4を更新しました。




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拾われた猫 1 

※ このストーリーは「彼はご主人さま」のサイドストーリーで同時進行していきます。


 肌は白く小さな細い身体を丸めて、終電の終わった真っ暗な逗子駅の前にあるベンチに座っていた。よく見ると座り込んだまま目を瞑り、眠っているかのようだった。横には大きな旅行カバンを一つ置き、まるで拾ってくれと言っているかのように動かずに、静かに座り込んでいた。
「おい、どうした?こんなところで眠っていたら襲われるぞ。」
 田舎とはいえ、近くのコンビニには柄の悪い不良たちが群れており、こちらをちらちらと見ていた。
「行くところがないのか?帰る金がないのか?」
 彼女はゆっくりと顔をあげて、目を開いた。瞳は驚くほど澄んでおり、少し緑と茶色が混ざったような不思議な色をしていた。肌の色も瞳の色も色素は薄く、髪も地毛なのか染めているのか分からない程度の栗色の綺麗な細いストレートだった。
「どうした?なぜ黙ってる?」

「・・・サーシャ。」
「サーシャ?名前か?」
「いくらで買ってくれる?」
「は?何言ってんだ?」
「買わないなら、いい。」
「おい。身体売ってんのか?お前いくつだ?見たところまだ高校生くらいか?」
「帰るところない。」
「帰るところがない?お前の家は?親はどこに住んでる?」
「ずっと遠いところ。あたし、ひとり。買わないならどっか行って。眠いの。」
 そのまま目を閉じてまた眠ってしまいそうになる彼女の腕を引き上げ、全身をもう一度じっくりと見回す。
「わかった。買ってやる。いくらがいい?望む金額を払ってやる。一緒に来い。」
 そう言うと、黙って後をついてきた。タクシーに乗り込み、自分が何をしにこの田舎の海まで来たのか思い出す。昔からの親友が最近帰国し、本来ならば社長になるところを、部長職にまずは就いて社内の様子が見たいと言い出したのだ。仕方なく、社長不在のまま常務の自分が彼の分まで仕事を被ることとなってしまった。今日は一先ず逗子の別荘に泊まり、明日から葉山のリゾートエリアを中心にホテルの視察巡りをしなければならない。

 タクシーで別荘に着くと、彼女を降ろし、荷物を持ってやり中へ案内した。ホテルに泊まってもよかったのだが、昔から過ごし慣れている別荘のほうが寛げると思い、今日はここに来たのだ。
「入れ。俺の別荘だ。他は誰もいない。中へ入ってまずは熱いシャワーでも浴びてきなさい。」
「わかった。」
 そう一言呟くと、彼女は素直に従いバスルームへと入って行った。

 俺も別のシャワールームに入りさっぱりすると、ソファで寛ぎながらビールを飲んだ。
 昨日会った親友は、日本に帰ってきて最初の一言が女に一目惚れしたと彼らしくもない言葉を発した。女に一目惚れなどするような性格じゃなかったはずだ。何があったのか。自分は誰かを好きになる事はあるんだろうか。
 取り留めもなく考えていると、ふわっとせっけんの香りが背後からして、振り返った。お風呂から出て少し上気したピンク色の頬をして、髪を濡らしたまま出てきた彼女が立っている。
「髪は乾かさなかったのか?何か飲むか?」
 オレンジジュースを出してやり、仕方なくソファの前に座らせるとドライヤーで髪を乾かしてやった。
「お前は、自分のことにあまり関心がないのか?猫みたいなやつだな。」
「猫になったら、飼ってくれる?」
「何言ってんだ?猫になれるわけないだろ。大体お前はいくつだ?正直に答えろよ。」
「15」
「15才!?幼いと思ったが、ここまでとは。まさか中学生じゃないだろうな。」
「学校行ってない。」
「学校行ってないって・・・どんな生活してたんだよ。今まではどこに住んでたんだ?親は?」
「いろんなところ。親はいない。あたしひとり。」
「一体どこから来たんだよ。人間には絶対ルーツってのがあるんだよ。施設から逃げてきたのか?」
「施設じゃない。あたしを飼ってた人、あたしを捨てた。」
「捨てた?幼児虐待か。」
「幼児じゃない。お金稼ぐ、おとな。」
「わかった。わかった。髪は乾いたぞ。腹は減ってるか?」
「空いてない。」
 忙しい毎日に更なる難題を抱え込んでしまった気分だった。しかし、なぜだか放っておけない。細い腕や腰、脚。ガリガリとまでではないが、折れてしまいそうな華奢な身体で、幼さの残るかわいらしい人形のような顔。彫りも深く、瞳の色からしてハーフかクオーターのようだ。
「眠いんだろ。今日はその部屋のベッドで寝ていいぞ。」
「抱かないの?」
「15の小娘なんか抱くかよ。いいから、さっさと寝ろ。」
「そう。」
 彼女は小さな声でお休みと囁き、部屋に入って行った。

ーつづくー
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Posted on 2012/10/13 Sat. 00:55 [edit]

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